2012年6月8日金曜日

原発と建築家ー僕たちは何を設計できるのか。再生可能エネルギーの未来、新しい時代の建築を考えた。ー


原発と建築家
ー僕たちは何を設計できるのか。再生可能エネルギーの未来、新しい時代の建築を考えた。ー

[著者]竹内昌義 [出版年]2012.03.10 [出版社]学芸出版社

3.11以降、大きな問題となっている原子力発電について建築家としてどう関われるのかを問いながら8人のインタビューをまとめたものである。原子力発電と建築の関係性を大前提として、再生可能エネルギーの技術や制度の可能性を探求していく。この本は、単なる反原発の本ではない。建築とエネルギーの関係を考察した対談本であり、これから進むべき道が提示されている。(小林)

地域再生の罠―なぜ市民と地方は豊かになれないのか?―


地域再生の罠―なぜ市民と地方は豊かになれないのか?―

[著者]久繁哲之介

平成の大合併や少子高齢化、B級グルメなど地方都市を取り巻く環境は日々変化しています。そんな中で地方都市の再生は多くの事例があり、一部有識者やメディアは成功事例とはやし立てる風潮があります。しかしそれは本当に成功なのか、という問いかけと共に本書は多くの都市を実名で取り上げ、分析していきます。政治・流行・社会情勢・地場産業などを多角的に見つめなおし、成功と謳う都市を隠れた失敗事例であると指摘し、その根拠や解決策を筆者なりの見地で紐解きます。人に寄り添う都市とは何なのか。都市への知識が浅くとも分かり易い本書は地方自治が抱えがちな問題を知るには絶好の書籍です。(柏崎)